料理

フライパンがすぐダメになる理由!10年間IHクッキングヒーターを使ってやっと気づいた

フライパンって普通に使ってるとすぐにコーティングが剥がれてダメになる!!

どんなに高いコーティングのフライパンを買っても、思ったよりも早くダメになってしまうなって思いませんか?
もう、フライパン業界にダマされてるとしか思えませんよね。
その理由は、説明書をよく読み込むことと、コンロの火力をよく確認しながら調理することで分かりました!

フライパンがすぐダメになる理由3つ

フライパンのコーティングが剥がれてすぐダメになる理由3つとは。

  • 中火より強い火力で使っているから
  • 予熱をしているから
  • 使い終わった後すぐに洗っているから

以上が3つの原因です。

何言ってんの?!そうじゃないと料理できなくない?!えっ?ふざけてるんですか? そう思いましたよね。私もそう思います。

なぜ中火より高い火力で使ってはいけないのか

コーティングは強い火力に対応していません。
強火だとコーティングが変化して剥がれるのです。
なのでフライパンの取説にはこう書かれています。

「必ず中火まで」

コーティングのない鉄のフライパンでもlHでは中火までとなっています。 コーティングされていないのにどうして?と思いますが、鉄の場合、強火で使うとフライパンの底部が変形してしまい、 IH で反応しなくなってしまうのです。

わたし

高温で炒めないと野菜がべちゃっとして水っぽくなるよ! しかも火が通るまでにめちゃくちゃ時間がかかる!

どうして予熱してはいけないのか

コーティングは空焚きには一切対応していません。予熱も一種の空焚きです。 あのフレーバース〇ーンでも耐熱温度が230度までとなっていて、空焚きはそれ以上の温度になります。IHは特にそう。 1分ほど予熱するだけで400度近くにまでなるそうです。 そしてコーティングが剥がれるんです。

わたし

炒めもの焼き物は予熱してから焼くのが一般的よね…

フライパンをすぐに洗うのはNG?!

取説にはこう書かれています。

必ず冷ましてから洗ってください。

理由はコーティングが剥がれるから。コーティングは繊細なので、急激な温度変化に弱い。 熱くなっているフライパンをすぐに洗うと急激に冷えるので、その分コーティングは痛むのです。

わたし

台所が片付かない…

だったら安いフライパンを買って定期的に買い換えた方がお得

以上がフライパンのコーティングがダメになってしまう3大原因。 でも、こんなこと忙しい毎日の中で正確には守れないですよね。 初めこそ大事にはするものの、普段は効率一番っていう。

強気の姿勢

皆さんは悪くない。悪いのはコーティングが弱すぎるせいです!

通販でガンガン宣伝してる2万円もする物を買っても綺麗に調理できるのは大体2年ぐらい。コーティングは必ず剥がれるというのが実際のところ。
(弱火で汁物だけの調理ならもっと持つと思いますよ。)

だったら安くてお求め易いのを買って、2年おきぐらいに買い換えるのがひとつの手です。高いコーティングフライパンを買っても同じ使い方をしていたら2年ぐらいでダメになります。残念な話ですよね。

でも高かったら、黒焦げになって張り付くようになっても、もったいなくて使ってしまうもの。それが悲しいかな主婦の心理。

わたし

2〜3000円のフライパンを2年でキッパリ買い替えた方がまだ気が楽。

パール金属のフライパンは低価格なのにしっかりした作りでおススメです。ストレスフリーで毎日使えます。

フライパンがすぐダメになる理由を知ったときの話

ガシガシ使っても、長持ちして、ヘタな私でも、ずっと餃子がくっつかないフライパンが欲しい!!

私の願いはそれだけなんですよ…
なのに…
うちのフライパンが、またダメになりました。

餃子を焼くと、フライパン底面側の餃子の皮が全部フライパンにくっついてしまいます。 お皿に盛り付けると、皮がベロンって、全部はげています…。

餃子好きの長男も大激怒ですよ!

『一番おいしい焦げてる部分が全部無いじゃん!』

私が悪いんじゃない!コーティングがすぐはげるフライパンのせいなんだよ。

フライパンがダメになった理由はIHの火力が教えてくれた

うちは、もう10年以上も三菱のIHクッキングヒーターを使っています。 なので、選ぶフライパンはもちろんIH対応のモノ。

IHって、火力がどのくらいなのか一目でわかるから、弱火とか中火とか強火とかの調整が簡単。

今回コーティングが剥がれてしまった原因って、だいたい感づいてはいるのです。 それはIHだったからこそ分かったことなんですが、火力を『5』まで上げてしまったから。

三菱の場合、火力はこう

  • 弱火が2
  • 中火が4
  • 強火が8

フライパンの注意書きを読んだ時に、
『火力は中火までにしてください。強火で調理をするとコーティングが傷みます。』
って書いてました。

フライパンに書いてある中火はIHでいうとどの数字までなのか

しばらく『中火まで』という注意書きを守って、三菱で中火ボタンを押すと火力4になるので、4までで使っていました。

でも、大きめのフライパンで火力4って、熱くなるのにかなりの時間がかかる。 野菜もシャキッと炒められないからベチョンとなる。 お肉にキレイな焼き目なんて付きません。

で、ある時、もしかして5も中火の範囲なんじゃないの?と考えて、試しに火力5にしてみると、野菜をパパッと炒められるから、シャキッとしたまま火が通る!

煮物をするのも少し早い!ハンバーグにもキレイに焦げ目がつく!肝心の餃子の焼き加減もいい感じ!もう、いいことづくめ。

火力5だとフライパン調理がうまくいくけど…

しばらく(といっても1ヶ月くらい)火力5のフライパン生活になりました。

あるとき焼きそばを焼いてて感じたんです。

『あれ?フライパンにくっつくようになったな。』

それから症状はどんどん悪化していきました。

魚を焼くと皮が全部ベローンってくっついて剥がれる。焼きそばの麺が一面に張りつく。 お好み焼きがうまくはがれずにひっくり返せない。

最終的に、餃子の皮が全部フライパンにくっついたときに叫びました。

こんなフライパン捨ててやるー!!

IHだから分かったフライパンのコーティングの限度

原則、中火は4までらしいです。
実際にやってみて、5じゃダメだということがわかったんです。 わずか一ヶ月弱で駄目になってしまいました

IHじゃなかったら、この境目ってわからなかったと思います。 役立たずになったフライパンにはきっちり別れを告げて、新しいフライパンを探すことにしました。

高いフライパンも結局は何も解決してくれなかった

次に買うのは、本当に長持ちしてくれるコーティングがはがれない最強のフライパンだ!と心に決めてました。

目をつけたのは、テレビで有名どころの内側が白いヤツ。 小さいフライパンもセットで13,000円くらいか―、高いなあ。 でも高いだけのことはあるのかな。

いちおう説明書を読んでみよっか。

  • 強火では使用しない(弱火・中火で十分に調理できます)
  • 食材の大きさに合ったフライパンを使用してください。食材が接していない面が多いと空だき状態 となり焦げつきの原因になります。
  • シリコンやナイロン、木製など金属製以外の調理 器具(へらなど)のご使用をおすすめします。
  • 水分の少ない食材は動かしながら使用してくださ い。(例:餅など)空だきの原因になります。
  • 熱伝導率がよいため、油なしで予熱する場合は、 30秒程度を目安に行ってください。30秒以上の 空だきはしないでください。
  • 急激な衝撃を与えたり、加熱後に水等をかけて急 冷しないでください。

え!高いフライパンでもコーティングの強度は変わらないんですかぁぁ⁈

まさかと思って、白いフライパン以外の様々なお高めのコーティングのフライパンの説明書きを読んでみました。

すべてのフライパンに上に書いたのと同様の、とっても理不尽な内容が書いてあります。

要するに、

  • 火力は4まで。それ以上だとコーティングがダメになって餃子がくっつきますよ
  • 永〇園のマーボー春雨のパッケージの裏に『強火』って書いてても強火にしないでね
  • ハンバーグとかお魚とか焼くときは隙間を作らないでね
  • フライ返しはシリコンのものを使ってね
  • レシピに『フライパンをよく温めてから』って書いてても、よく温めないでね
  • ホットケーキを焼くときに、熱したフライパンを濡れぶきんの上でジューって冷やさないでね

と、まあ、こんなことが書いているワケです。

つまり、すべてのコーティングフライパンは、

『コーティングを傷つけないように、優しく優しく取り扱って、お手入れをしてくださいね』

という事なんですね。

なんで21世紀になって16年も経つのに、たかがフライパンにそこまで気を使わなきゃいけないんだ!今の技術でもっと強いコーティングのフライパンはつくれないの?

だったらコーティングのないフライパンがいいんじゃないのか

コーティングなしの鉄やステンレスのフライパンを使ったらいいんじゃないのか?という夫の意見を参考に調べてみました。

すると、鉄のフライパンでもIHで使う場合には中火までなのだそう。

ステンレスは強火でも使えますが、油慣らしを毎回しっかりと行わないと食材がフライパンに張り付いてしまう。やはりコーティングのあるフライパンの使いやすさやくっつきにくさは無い。

ズボラで雑な私でタスク過多の私には、油ならしとか、しっかり熱してから使うとか、やっぱりそんなことしっかりやって使うのって無理だよ。ただでさえ頭がいっぱいで、フライパンにまで気を遣えない。

結局買ったフライパンは安いコーティングもの

色々考え抜いた末に、2,000円台のダイヤモンドコーティングのフライパンを買いました。

↓こんな安いやつです。今は取っ手が別売りみたい…

結局前回と何も変わらない選択!!

値段(安いコーティング)vs面倒くささ(鉄かステンレス)
勝利したのは値段です。

そして、1万円以上するコーティングフライパンは却下!だって、2,000円台のフライパンと何一つ違いが分からないから。

実際に、新しく買ったダイヤモンドコーティングのフライパンでも、全くくっつかずにスルスルーです。

火力4以上にしなければ、比較的性能はそのままだということは分かっているし。 超絶に雑な私が、忙しくても餃子をキレイに焼くには、やっぱりコーティングのフライパンが一番なわけです。

フライパンを作っているすべてのメーカーさんへのお願い

お願いです!

どこかのフライパンメーカーさんで火力が強火でも剥げないコーティングのフライパンを開発してはくれないでしょうか?

火力8とはいいません。せめて6まで対応してほしい!火力4では、いくら熱伝導がいいフランパンでも、水が沸騰するまでにかなりの時間がかかります。野菜がベチャベチャです。

心からのお願いです…。ただきれいに素早く餃子を焼きたいだけなんです。

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