フライパンって普通に使ってるとすぐにコーティングが剥がれてダメになる!!
どんなに高いコーティングのフライパンを買っても、思ったよりも早くダメになってしまうなって思いませんか?
もう、フライパン業界の策略だとしか思えません。
1.2年で買い替えてね~、どんどん新しいフライパン発売するからね~
って!!
バカヤロー!!
私はね、ガシガシ使っても、長持ちして、ヘタな私でも、ずっと餃子がくっつかないフライパンが欲しい!!
それだけなんですよ…
なのに…
うちのフライパンが、またダメになりました。
餃子を焼くと、フライパン底面側の餃子の皮が全部フライパンにくっついてしまいます。
お皿に盛り付けると、皮がベロンって、全部はげています…。
餃子好きの長男も大激怒ですよ!
『焦げてる一番おいしい部分が全部無いじゃん!』って!
私が悪いんじゃない!コーティングがすぐはげるフライパンのせいなんだよ。
この記事の目次
フライパンがダメになった理由はIHの火力が教えてくれた
うちは、三菱のIHクッキングヒーターを使っています。
なので、選ぶフライパンはもちろんIH対応のモノ。
もう10年もIHを使っています。
IHって、火力がどのくらいなのか一目でわかるから、弱火とか中火とか強火とかの調整が簡単です。
今回コーティングが剥がれてしまった原因って、だいたい感づいてはいるのです。
それはIHだったからこそ分かったことなんですが、火力を『5』まで上げてしまったから。
三菱の場合、
- 弱火が2
- 中火が4
- 強火が8
です。
フライパンの注意書きに、
『火力は中火までにしてください。強火で調理をするとコーティングが傷みます。』
って書いてました。
フライパンに書いてある中火はIHでいうとどの数字までなのか
しばらく『中火まで』という注意書きを守って、三菱で中火ボタンを押すと火力4になるので、4までで使っていました。
でも、大きめのフライパンで火力4って、熱くなるのにかなりの時間がかかる。
野菜もシャキッと炒められないからベチョンとなる。
お肉にキレイな焼き目なんて付きません。
で、ある時思った。
中火の4と強火の8って結構開きがあるので、どこまでが中火っていえるんだ?
もしかして5にしたって中火の範囲なんじゃないの?
試しに火力5にしてみると、野菜をパパッと炒められるから、シャキッとしたまま火が通る!
煮物をするのも少し早い!
ハンバーグにもキレイに焦げ目がつく!
餃子の焼き加減もいい感じ!
もう、いいことづくめ。
火力5だとフライパン調理がうまくいくけど…
しばらく(といっても1ヶ月くらい)火力5のフライパン生活になりました。
で、あるとき焼きそばを焼いてて感じたんです。
『あれ?フライパンにくっつくようになったな。』って。
それから症状はどんどん悪化していきました。
魚を焼くと皮が全部ベローンってくっついて剥がれる
焼きそばの麺が一面に張りつく
お好み焼きがうまくはがれずにひっくり返せない
(ヘタすぎるというワケではないですからwきっと)
で、最終的に、餃子の皮が全部フライパンにくっついたときに叫びました。
こんなフライパン捨ててやるー!!
IHだから分かったフライパンのコーティングの限度
原則、中火は4までらしいです。
実際にやってみて、5じゃダメだということがわかったんです。
っていうかIHじゃなかったら、この境目ってわからないよね?
実家のフライパンが全部ダメなのは、火力が強すぎなんだよな絶対。
役立たずになったフライパンにはきっちり別れを告げて、新しいフライパンを探すことにしました。
でもね…
そこには「うそだろ?」というような新たな事実がたくさんありました。
白いフライパンも結局は何も解決してくれなかった
今回買うのは、本当に長持ちしてくれるコーティングがはがれない最強のフライパンだ!と心に決めてました。
目をつけたのは、テレビで有名どころの内側が白いヤツ。
うちの親戚の家でも買って使ってました。
小さいフライパンもセットで13,000円くらいか―、高いなあ。
でも高いだけのことはあるのかな。
薄焼きたまごもフウーってしたらホントに飛ぶかな。
いちおう説明書を読んでみよっか。
- 強火では使用しない(弱火・中火で十分に調理できます)
- 食材の大きさに合ったフライパンを使用してください。食材が接していない面が多いと空だき状態 となり焦げつきの原因になります。
- シリコンやナイロン、木製など金属製以外の調理 器具(へらなど)のご使用をおすすめします。
- 水分の少ない食材は動かしながら使用してくださ い。(例:餅など)空だきの原因になります。
- 熱伝導率がよいため、油なしで予熱する場合は、 30秒程度を目安に行ってください。30秒以上の 空だきはしないでください。
- 急激な衝撃を与えたり、加熱後に水等をかけて急 冷しないでください。
はい!
つっこみどころ満載でプッとふきだしてしまいます。
なんだよ!こんなに自由が制限されてるの?
こんなんじゃ楽しいお料理はできないわ。
要するに、
- 火力は4まで。それ以上だとコーティングがダメになって餃子がくっつきますよ
- 永〇園のマーボー春雨のパッケージの裏に『強火』って書いてても強火にしないでね
- ハンバーグとかお魚とか焼くときは隙間を作らないでね
- フライ返しはシリコンのものを使ってね
- レシピに『フライパンをよく温めてから』って書いてても、よく温めないでね
- ホットケーキを焼くときに、熱したフライパンを濡れぶきんの上でジューって冷やさないでね
と、まあ、要約するとこんなことが書いているワケです。
まさかと思って、白いフライパン以外の様々なコーティングのフライパンの説明書きを読んでみました。
すべてのフライパンに上に書いたのと同様の、とっても理不尽な内容が書いてあります。
つまり、すべてのコーティングフライパンは、
『コーティングを傷つけないように、優しく優しく取り扱って、お手入れをしてくださいね』
という事なんですね。
うるさいわい!!
なんで21世紀になって16年も経つのに、たかがフライパンにそこまで気を使わなきゃいけないんだ!
今の技術でもっと強いコーティングのフライパンを作ったらどうなんだ?
だったらコーティングのないフライパンがいいんじゃないのか
コーティングなしの鉄のフライパンを使ったらいいんじゃないのか?という夫の意見。
ネットで調べてみたら、確かに鉄のフライパンは一生モノだという話が…。
ステンレスのフライパンでも、ビタクラフトというやつなら簡単に使えるらしい…。
うーん
ズボラで雑な私に使いこなせるだろうか…。
油ならしとか、しっかり熱してから使うとか…。
やっぱりそんなことしっかりやって使うのって無理だよ。
ただでさえ頭がいっぱいで、フライパンにまで気を遣えないッス。
結局買ったフライパンは…
色々考え抜いた末に、今回買ったフライパン
2,000円台のダイヤモンドコーティングのフライパンを買いました。
↓こんな安いやつです。今は取っ手が別売りみたい…
結局前回と何も変わらない選択!!
値段(安いコーティング)vs面倒くささ(鉄かステンレス)
勝利したのは値段です。
そして、1万円以上するコーティングフライパンは却下!
だって、2,000円台のフライパンと何一つ違いが分からないから。
実際に、新しく買ったダイヤモンドコーティングのフライパンでも、全くくっつかずにスルスルーです。
火力4以上にしなければ、比較的性能はそのままだということは分かっているし。
超絶に雑な私が、忙しくても餃子をキレイに焼くには、やっぱりコーティングのフライパンが一番なわけです。
フライパンを作っているすべてのメーカーさんへのお願い
お願いです!
どこかのフライパンメーカーさんで火力が強火でも剥げないコーティングのフライパンを開発してはくれないでしょうか?
火力8とはいいません。
せめて6まで対応してほしい!
火力4では、いくら熱伝導がいいフランパンでも、水が沸騰するまでにかなりの時間がかかります。
野菜がベチャベチャです。
心からのお願いです…。
ただきれいに素早く餃子を焼きたいだけなんです。
フライパンを毎日使う一般家庭の主婦より