ライフスタイル

猫を飼おうと思っている方へ飼い始めにどんなトラブルが起きたか書いてみる

猫の飼い始めに待っている現実

猫を飼っている身としてショッキングなニュースが。
コロナ渦の自粛生活でペットを飼い始める人が多くなり、それに伴いペットを放棄したいという相談が2倍になったという。

猫を飼っている者として、私も一番初め葛藤した時期があったので書いてみます。
よく言われることだけれど、可愛いからこの先もずっと可愛がれる、という気持ちだけで飼うと大変です。
これから初めて猫を買おうかと悩んでいる方に向けて書きます。

うちが猫を飼い始めたきっかけ

10年ちょっと前に3匹の保護された子猫をお迎えしました。

知り合いの猫大好きな方が拾った猫たち。

生まれて2週間ぐらいの本当にちっちゃくて手のひらに乗るぐらいの可愛い子猫ちゃんたち。

みゃーみゃー甘えて泣いていて、
本当にかわいくて、もう、この子たちを放っておくとか考えられなかった。

飼うかどうか決めた時にはもう明るい未来しか見えなくて、絶対に何があっても大切にするしかない!と

もちろん、知り合いから借りた本やネット情報などでどんな苦労があるかも十分承知の上。

猫ちゃんたちはトイレをなかなか覚えなかった

実際にお家に連れてくると問題ばかりが発生。
トイレをなかなか覚えてくれず家のあちこちでうんこやおしっこ。
もう家中めちゃくちゃ。そんなスタートでした。

今思えばゲージを買ってトイレ覚えるまで入れればよかったんけど。


猫の育て方の本などにはよく犬よりも猫の方がトイレはしっかりしていると書かれているよね(と思う)

だけれどうちの場合は違いました。

色々な猫砂を試したり、トイレも何回も買い替えたけれど、それでも色々な所におしっこをする子猫たち。

なかなか覚えは悪かったです。

おかげで布団などの布類は全部廃棄する事に。
やっと理想のトイレと猫砂に落ち着いたのは1年以上経った頃。

体調が悪くなると布団の上で毎日おしっこ

トイレを覚えたと言っても、それでもおしっこ問題は発生。
少しでも体調が悪くなったりストレスがあるとトイレでおしっこしない子が2匹。
そのうちの一匹は必ず夜中に私たちが寝ている布団の上でおしっこ。

毎晩続けてされるとどんなに温和な人でもきっと気が狂いそうになる。

何度も布団を買い換えました。
猫のおしっこって思ってる何倍も臭い。

もちろん色々対策はしたんだけど直らなかった。

布団の上に介護用の大きい尿とりパッドを広げて寝ていたことも。
それでもおしっこする時って必ずそのパッド以外の場所でしてくれるから泣ける。

さらに悲惨だったのはそんな有様を姑に見られたこと。
もともと厳しめの方だったんだが、その時は絶叫を通り越して絶句。
ほんとに言葉を失っていた
なぜ動物を飼うんだと責められたことも。

窓のサンの部分にだけおしっこをする子がいた

もう一匹のおしっこトラブルを抱えていた子は、窓のサンや、壁、家具の隙間におしっこする子だったのです。

隙間にするもんだからなかなか掃除ができないし匂いも取れなくて困って。
高温のスチームが出るスチームクリーナーで掃除したりしたけれど、なかなかにおいは取れないものです。

寒くなると毎年体調を崩す

毎年冬になると膀胱炎になる。
猫って寒くなると体調を崩すんです。

動物病院も冬場は込みますよ。

病院に連れて行くけど、もらった薬を飲ませるのもかなり苦労したし、なかなか治りません。完全に治るのは気温があったかくなった頃。本当に寒さに弱い子。
なのに、温かい場所を用意しても、必ず風通しの良い場所でくつろいでるしー。

ペットの病院代ははっきり言ってバカ高いです。
病院に行くたびに1万〜2万を握りしめて行くのは辛いです。
心配だったらペット保険には入った方がいい。

爪を研ぐから壁はボロボロ

爪とぎはきちんと用意しているけども、爪とぎよりもソファーとか壁でやりたくなるのが猫の本能らしい…
これも猫ちゃんによって好みが分かれるところで、一匹は壁紙大好き。
もう2匹は布が大好きだった。

買ったばかりのソファーがたった3日で10年使ったぐらいの風合いになったのは今でも語り継がれる我が家の悲しいお話。

こどものおもちゃをどこかへじゃれて持っていく

猫ってちっちゃいもの大好き。
子猫のうちは特に。レゴはよくなくなるから居間では遊ばなくなった
レゴで遊ぶのが大好きな長男はめちゃくちゃキレてました
まさか子供の遊び場で困るなんて思わなかった

ドアの閉まる部屋で遊ばせるにも、小さいので
「ママと一緒じゃなきゃいやだ―」
と泣かれて家事は出来なくなったり散々。

猫はよく吐く

これは当たり前なんだけど猫って吐きます!
吐くのはいいんだけどその場所が問題で。
必ずふかふかした柔らかい所に履くんですよ。
例えば寝室の布団の上やまくらの上、カーペットの上に、こたつ布団の上
どうして板の部分で吐かないんだ〜?!と毎回キレます
これも吐きやすい子と全然吐かない子がいました。

赤ちゃんがいると餌やトイレの置き場に困る

うちの場合猫をお迎えしてから二人出産してます。
歩けない赤ちゃんのうちはいいんですが、ハイハイをし始めると猫トイレやご飯に非常に興味を持って何回もアタックを開始します!
ある時ついに赤ちゃんがトイレの砂を砂場のようにかき回していたのを発見して対策に乗り出しました。

対策として猫トイレの場所には猫には通れて赤ちゃんが通れないゲージを設置。
苦労して探しました。このゲートだけなんとか猫が通れて、尚且つ赤ちゃんは通れないサイズでした。
ご飯や水は猫が登れる範囲の高い場所に移動。

このあたりもお宅によっては対策ができない場合もあると思います。
そうすると1日中赤ちゃんを見張っているハメに。かなりしんどいです。

それでもやっぱり大切に思えた

こんなに色々大変だったことがありつつずっと可愛がっていられるのはやはり愛おしい気持ちの方が強いから。
でもやっぱり最初はめちゃくちゃ葛藤した。だけど責任感を強く持って乗り越えた。
個人の性格や状況環境によると思うが、耐えられない人もやはりたくさんいるだろう。

安易な気持ちで動物を飼いだしてやっぱり無理と放棄する事がなくなってほしい。
そういう気持ちを込めて私なりに最初の頃つらかったことを書きました。

今のことだけではなく10年から20年一緒にいることになる生命です。当たり前だけどおもちゃではありません。性格が一匹一匹違って彼らも生きています。

悲しむ子がこれ以上増えないように願っています。
それとペットショップに行く前に保護猫をお迎えすることも視野に入れて欲しいです。

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